禁煙は簡単ですタバコは止められない、禁煙は難しいと思い込んでいませんか。とにかくチャレンジしてみましょう。チャレンジして失うものはなにもありません。 ノーリスクハイリターン、それが禁煙です。 卒煙して10年になります。 「心臓の手術3週間前には禁煙してください。でないと手術は出来ません」 と医者に言われたのがきっかけです。 まずは タバコを軽いのにしました。 自家用車を禁煙にしました。 そして「目覚めの一服」をやめました。 出来たら次へ進む いつも吸うタイミング・シチュエーションってありますよね。 それを整理整頓しました。 「吸わなければいけない」っていう強迫観念に負けないようにした訳です。 その一つが「目覚めの一服」はしない、です。 数ある「吸う」と決まっているタイミングから、 会社へ着いたら吸う、朝礼の後は吸わない、昼食後に1本だけ、帰宅直前に吸う、帰宅後は吸わない等々、 吸っていい時と吸わない時を決めて実行します。 出来たら次へ進む 吸っていい時を一つ減らします。守れたらもう一つ減らします。 もし食後の一服もやめて出勤(禁煙にした車)すると、昨夜から9時間以上の禁煙になります。 これになれたら後は簡単。だんだん吸わなくても平気になります。 二つ三つ減らしても平気だったら一気に全部止めて見ます。このときタバコは持っていました。でも吸いませんでした。せっかく禁煙してるのに「吸ったら損」って言う気持ちがあったからです。 私はそのまま卒煙できました。 但し先生の期限はオーバーしました。 これがとんでもないことになりました。 もし緊急手術で禁煙している時間がなかったら・・・。 案の定肺に水が溜まってしまいました。おまけにやたら痰が絡む。 体のあっちこっちに色々なチューブが繋がっているのに一日に何度も胸のレントゲンを撮られました。そのたびに身体を動かされます。 出来上がった写真を見て、あっち向け、こっち向けと体位を変えさせられました。 もっと辛かったのが水分禁止です。 肺が全部機能していないのでず~っと酸素を吸わされていました。そのせいかやたらと口が渇くのに水を飲ませてもらえませんでした。水分は三度の食事の時だけ。しかも決められた量だけです。 飢えより渇きの方が辛いと聞いたことがありましたがまさにその通りでした。 そして痰。もともと痰を切るのが苦手なのによく出そうになるんです。 出そうになっても出ないんです。喉に異物があるって感じでした。 でもこれは出さないとダメなんです。 咳き込むようなことをすると胸が開きそうな力が加わりました。 むちゃくちゃ痛いです。おまけに苦手だから出ない。 仕方がないので吸ってもらいました。 鼻からチューブを入れて吸うんですが、入れるときに痛いんです。 なんとか一般病棟に戻れたのは予定より一日遅れでした。 私より30歳も高齢の60代の男性より遅い帰還でした。 心臓病や肺がんなどのリスクを背負って喫煙されているみなさん、 いつかこんな目にあう日が、非喫煙者より高確率でやってきます。 卒煙できたらいかに「喫煙者」が横暴で、思いやりがなく、迷惑で、恥ずかしいかがわかります。 そうすれば二度と「喫煙者」には戻らないでしょう。 恋人が大切だったら禁煙しましょう。 子供が大切だったら禁煙しましょう。 タバコを始めて怒る人はいても、やめて怒る人はいません。 禁煙、いや卒煙して家族全員快適に、健康的に、安全に、清潔に暮らしましょう。 禁煙・嫌煙・分煙 人間の分類 こんな店は 苦情メールの書き方 喫煙者の方へ 禁煙は簡単です |